しかし、そんなときに
私に明確な人生の転機が訪れます。
いま振り返っても間違いなく、
あのときの選択が私の人生を180度変えました。
というのは、私はTwitterで1年生のときからずっと見ていた
ビジネスについて発信しているアカウントがあったんですよね。
どのツイートも内容がかなりまともで説得力のあるものだったので、
「読むだけで勉強になるなぁ」と感じつつ
「この人は本物だ…!」と思いながら、1年生の時からずっと見ていました。
そこで、この人の発信は隅から隅まで全部ストーカーレベルまで追うことにしました。
日々のツイートは全部読むのはもちろん、
過去のツイートも遡れるところまで全部遡りましたし、
その人のLINEアカウントも追加して、LINE内に届く情報も全て読み込みました。
Twitterも有益でしたが、ツイートは140文字と限界があるのに対し、
LINEではもっとたくさんの情報が届くので、
LINE内ではさらに深くて濃い情報を学ぶことができました。
その人のブログ記事や、出してる音声も片っ端から全部視聴しましたし、
その人が「この記事おすすめだよー」とか言ってるものがあったものも、
全部徹底的に読み込むようにしました。
とにかく、その人の発信している内容に関しては全部読み込むようにしていました。
結果として、ビジネスに関する知識はみるみるついていき
とにかく日々自分が成長していく感覚が楽しかったのを覚えています。
ただ…
いざさっそく実践に移そうと思うと、ここでまた問題が生じます。
「よし!ビジネスに関する知識は全て覚えた!
後はこれを真似するだけだ!俺もそのままできる!」
そう思ったのですが、いざ実践してみようと思うと
思った以上に細かいところで無数の質問が出てきます。
「プロフィールってどうやれば凝縮したプロフィールが作れるの…?」
「Twitterの予約投稿毎回するのめんどくさいんだけど、
もっと効率的な方法はないのかな?」
「リストを集めた後、価値提供してセールスすればいいっていうのはわかったけど、
価値提供って具体的に何すればいいの?3つのコンテンツを順番に送ればいいのかな?
でもそのコンテンツってどうやって作ればいいの?
せっかく頑張って作ったのに効果のないコンテンツ作っても嫌だしな…」
「そもそもLINEをTwitterのプロフィールに貼っててもリスト増えないんだけど…
なにがいけないんだろう…」
当時の自分は、今の自分から見てもビジネスに関する知識はだいぶ入っていたし、
決してサボってたり努力が足りなかったり、ということはないと思うのですが、
どうしても『知識』と『実践』の間には、やはり無数の壁が存在します。
そしてこの無数の壁が、一つ一つは小さかったとしても
数があまりにも多すぎるので、
『実行に移せて結果の出る人』と
『実行に移せなくて結果が出ない人』に分かれてしまうわけですね。
結局、書店で参考書を買っても
いざ勉強しようとすると誰もが東大に合格できるわけではないですから、
年間100万円かかる予備校や家庭教師といったものを
活用した人が合格を勝ち取っていくわけですし
ダイエットも、書店でダイエット方法を完璧に学んだところで
いざ実践に移すとなると
(このフォームって合ってるのかな…正しく筋肉を鍛えられているのか不安だ)といった判別が
プロの目に見てもらわないと分からないから、
買い漁った知識だけでダイエットを実行しようとする人は
結局挫折してしまい、
一方で50万円かかるRIZAPを駆使する人は、挫折することなくダイエットに成功する…
というのが現実に起きてるわけです。
ちょうどそんなタイミングで、この人が
LINE内で限定募集をかけていたんですよね。
「また一人コンサル生が月100万円稼げるようになって卒業し、
枠ができたのでマンツーマンコンサル生を追加で3名だけ受け付けます。」
という募集を。
私はそれを見た瞬間、「今度こそ何かが変わるかもしれない…!」と思って飛びつきました。
そこで、枠が埋まってしまわないうちにいそいでLINEに返信し、申し込みました。
詳細を聞いたところ、コンサルにかかる費用は、
半年間で80万円でした。
80万円…今までの自分だったら考えられない桁の金額でしたし、
大学生にして借金というのも、一瞬ビクッとしました。
しかし、自分でも驚くほど
迷いはほとんどありませんでした。
よくよく考えたら、80万円って奨学金の数分の1くらいしかありません。
私立大学の年間の学費よりかも安いです。
それで人生変わるきっかけをつかめるかもしれないというのなら
このチャンスを逃すわけにはいかないと、本能が感じていました。
というのも、当たり前ですが
結局行動以外、未来を変えることはないからです。
行動しなければ、未来に待ってるのは今の生活の延長線上の未来。
頭の中でどれだけ妄想を繰り広げたとしても、それはあくまで頭の中の出来事であって
目の前の現実は何一つ変わっていません。
劇的な変化のある未来を掴み取るには、何かしら行動を起こし現状を変えるしかありません。
まず、学生ローンで限度額の49万円まで借りました。
その後、アコムに申し込んで31万円借り入れました。
(アコムから一ヶ月半に一回来るようになった「返済してねメール」)